香蘭社 | |
読みがな | こうらんしゃ |
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創業 | 明治十二年(1879年) |
所在地 | 佐賀県西松浦郡有田町 |
有田焼ブランドの中でも最古の老舗、香蘭社。
創業は明治ですが、その歴史は江戸文化が花開く元禄のころ、
今から300年ほど前までさかのぼります。
その頃に初代深川栄左エ門が、有田で磁器の製造を始めたものが、
のちの香蘭社となりました。
明治維新の激動期、有田焼は佐賀鍋島藩の保護と支援の全てを失い、
一時期は衰退してしまいます。
その復興に尽力したのが、八代深川栄左エ門でした。
大量生産が求められる時代に向けて、
彼は有田で当時選りすぐりの陶工、絵付師、陶商たちを
一つにまとめて結社をつくることで、
技術の発展と伝承、世界への進出を目指しました。
そうして出来たのが香蘭社です。
この頃、香蘭社はパリ万博をはじめとする様々な博覧会に製品を出品、
それぞれで多数の賞を受け、国内外でその名声を高めていきました。
明治二十九年には宮内省御用達の許可を得、
現在まで数多くをお納めしています。
香蘭社製品の大きな特長は、
有田焼独特の透けるように白く硬い生地に広がる、
色鮮やかな絵柄でしょうか。
優雅な染付に華麗な赤が映える文様、
フランスのセーブルを中心にヨーロッパで愛された、金銀彩と瑠璃の色、
心和む、柔らかなグリーンのシリーズなど
その製品は多彩で、様々な好みに合わせて華やぎを添えます。
これらは伝統を誇る有田焼色絵磁器の多様な技術の集大成であり、
香蘭社はそれをより一歩前進させたものとして高い評価を得、
今では「香蘭社スタイル」「香蘭社調」と呼ばれ親しまれています。
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香蘭社 | |
読みがな | こうらんしゃ |
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創業 | 明治十二年(1879年) |
所在地 | 佐賀県西松浦郡有田町 |
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