ほっとするひと時に！「愛国製茶」

和の心を伝える日本茶。
その名店が、愛国製茶です。

元慶応大教授であったという創業者・馬場丈太郎は、
娘の嫁ぎ先の関係から静岡茶に魅了され、
「本物の美味しい日本茶を」と1933年に愛国製茶を創業したと言います。

愛国製茶が革新的だったのは、
茶葉をブレンドせずに産地特有のおいしさを味わえるようにしたことです。
それまでお茶は茶葉をブレンドして売るのが普通で、ブレンドによって腕を競っていました。
それを、生粋の産地の味で届けるという新しい提案をしたのです。

彼の情熱は香り高い日本茶となって評判を呼び、
1941年に皇室御用達ブランドとなりました。

日本茶の上品ながら懐かしくもある香り、温かなぬくもり、深い味わいは、
長い時、皇室の皆様のほっとするひと時に
寄り添ってきたのではないでしょうか。
或いは、海外からの来賓をおもてなしする、
日本の伝統の一品であったかもしれません。

現在では、静岡の他、宇治、八女、狭山などの銘茶を取扱っています。
これらの茶葉は、厳選した契約茶園のもの。
それを一旦静岡の工場へ送り、
伝統の技術と最新の機械によって製茶しています。

また、近年ではよりお茶を親しみ楽しんでもらえるように、と
お茶を使った創作和洋菓子の開発、販売にも力を入れています。

これらの愛国製茶製品は、東京・高田馬場のあるお店の他、
関東を中心に有名百貨店での取り扱いもあります。
また、日本中の方に「本物の味」を伝えられるようにと
インターネット販売も行っているので、
いつでもこだわりの高級茶やお茶の風味かおるお菓子を
楽しむことが出来ますよ。

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静岡掛川「天皇はい受賞生産組合の茶」

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